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最初に相談に尋ねた施設のSan Jose市立のアニマルケアセンター (http://www.sanjoseanimals.com ) での体験はあまり快いものではありませんでしたが、私たちが窓口で相談を受けている横のラウンジにキャリアを幾つも置いて座っていたご夫婦と思われる方がおられました。
窓口の相談員の方が検診関連のことを確認するため獣医さんを呼んでくるまでの間、それまで私たちの話を聞かれていたようで、この方が話し掛けて来て下さいました。
ウイルス感染していない健康で且つ人に懐きそうな"stray"猫は、予防注射や避妊手術をし、4週間程の期間アニマルケアセンター内などのケージで飼い主になってくれる人を探します。ただ、引き取り手が見つからないと安楽死させられてしまうそうです。
聞けば、この方々は保護期間が切れて安楽死させられてしまいそうな猫達を施設から助けだし、飼い主になってくれる人/家庭を探す努力をされている団体に属する方で、その日は8匹の猫をアニマルケアセンターから救助するため猫の受け取りに来られたとの事でした。
残念ながら現在余裕がないので私たちを助けることはできないけど、色々アドバイスを頂きました。それは、公共施設より本当に猫好きの団体や動物病院の方が親身に相談にのってもらえること、ペットショップなどで週末に行われているアニマルレスキューのアダプションフェアなどにいる担当員に相談してみるといったことを教わりました。そして、この日から、助言に従いインターネットを使った調査を始めます。
最初に相談に尋ねた施設は、San Jose市立のアニマルケアセンター (http://www.sanjoseanimals.com ) でした。前回にも記述した通り、窓口で最初に聞かれた質問は、"stray"なのか"feral"なのかということでした。
ここの施設は近代的であり規模も比較的に大きな施設です。ゲージが数多くあり、そこに犬と猫がセクションで綺麗に分けて保護されています。養子希望者は、そのゲージを回り自由に動物を観覧でき、係員に依頼すれば希望する動物と面接もできます。
まず話を聞き始めて随分事務的な印象を受け、当初考えていたのとは違うなぁという印象を受けました。一定の期間で保護者が現れない、検査でウイルス感染や病気の場合には安楽死させられてしまうことなどを淡々と話され、アニマルチャンネル等で放映されているアニマルレスキュー番組の様子と随分違うんだなぁという感じでした。
無論、自治体も全て面倒みれないのが実情なので、規則としては理解できるのですけど、特に"feral"の場合には性格などの適正検査のようなものを実施され、人に慣れないと思われた場合には病気がなくとも安楽死ということのようでした。
気を取り直し、その次に出向いたのがSanta Clara市にあるヒューメインソサイエティ (http://www.hssv.org ) でした。ここで聞かれた質問は、いつ保護したのかということでした。仮に30日以内で、後から別の法的オーナーが名乗り出て、例えば勝手に避妊手術を行ってしまったことを訴えられては困るので、まず猫を見つけて保護していることを公に告知し、法的オーナーが名乗り出なかったことを立証してから対処するといったことを聞きました。
ここで対応して頂いた方は、アニマルケアセンターよりは丁寧でした。ただ、手順などについてはアニマルケアセンターと同じでした。
少し用語について記述します。
"stray" 野良猫
右上の猫は、2005年頃にうちの周りに深夜寂しそうな声で鳴いていた野良猫ですが、今は近くの家庭で育てられています。当時、私達はアニマルレスキューについてはそれ程の知識がなく、少々放置していたことを悪かったと反省しています。
アニマルレスキューセンターに持って行くにしても、病気と共に問題になるのは人間に慣れている又は慣れる素質があるかということで、病気に感染していなくとも凶暴だったりすると安楽死させられてしまいます。
近づいて襲って来るような猫は、"Feral"と称され、残念ながら公共のアニマルレスキューセンターではなかなか手厚く扱われることはありません。昨年秋、私たちがSan Jose市などの公共施設の窓口に相談に出向いた際にも、窓口で最初に聞かれた質問は、"stray"なのか"feral"なのかということでした。
上の写真で写っている猫は、エミーさん宅で飼われている猫。彼女のお宅には、現在4匹の猫がいるのですが、全てレスキューキャットです。また、彼女はコミュニティ敷地内でもう2匹の世話をしています。その事は昨年秋に知ったことなのです。
うちの周りで猫を頻繁に見かけるようになった2003年頃、誰が餌を与えているのだろうと思っていましたが、エミーのその一人だった訳です。ただ彼女の場合は、猫を一度捕獲して避妊手術を受けさせ、そして又外へ放すということを自前の出費で数年やっていると聞いて驚いた次第です。彼女と親しくなって色々話を聞いていると、ただ可愛いからと餌だけ与える行為をすることは、反って猫のためにならないのだなぁと強く感じた訳です。
彼女と話をしたきっかけは、私たちがレスキューした猫の父猫と思われる猫を彼女が外で餌を与えているのではないかと思い、避妊手術について尋ねたことがきっかけでした。
元々、私達の住むコミュニティはペット禁止で、厳密には小鳥や金魚も禁止という規則でした。上の写真は、2001年頃にあるテラスで見かけた猫の写真ですが、それなりに隠れて小動物を飼っていた住人がいたようです。
昨年秋になって過去の写真を見てみると、コミュニティの北側で見かける猫の骨格や色が比較的に類似し、明らかに南側で見かける猫とは異なっていて上に添付したうちの近くで撮影した写真の猫に良く似ています。推測するには、引越した際に猫を置き去りにしたのではないかと疑っています。
避妊手術をしていないメス猫は、100%妊娠するということで、生後4ヶ月程度で受胎可能であること、年4回程度お産が可能であるを教えて頂きましたが、ねずみ程ではないにしろ放置すれば物凄い数に増えることなどが分かります。
2006年6月からの体験は色々考えさせられる体験になりましたが、その根源は母猫のがんばりでした。元々、最初に出会った時に子猫であったと思っていた通り、診療所のMonica先生も出産した時は生後6ヶ月と話して頂きました。特に印象的なお話は、猫は生後4ヶ月で妊娠することが可能であること。また複数の父猫の子供を受胎できることなどをお聞きし、健康で放置状態であればねずみ算とは行かないまでも、数多くの子猫が生まれる可能性があるのだというお話しです。
子育てを拒否する猫も多い中、この母猫は出産が終わった直後から子育てに一生懸命で、私達は人工ミルクを与える必要は一切ありませんでした。それまで、外出すると4-5時間帰ってこなかった習慣も、この日から出ても30分位で戻ってきては授乳するようになりました。
2006年の7月21日に出産したのですが、2007年1月現在でも上の写真にあるように子猫たちはミルクをねだっています。母猫もあまり嫌がらず好きにさせてることも多く、既に避妊手術をして恐らくミルクは出ないのではないかと思うのですが、「チュッチュ」音を上げながらオッパイを吸っています。
自分が子猫にも係わらず、三匹の子猫たちを懸命に世話している様子を見ると、何かしてあげるることが出来ればと思った次第です。
玄関を開けると偶々玄関前に座っていた子で、そのまま玄関から入って来ました。猫はバルコニーから侵入してくるのが普通で、玄関から見知らぬ猫が来るのは初めてのことでした。この子は、体の大きさから推定して4-5ヶ月くらいと思われます。
2006年の出来事があったことで以前に撮影した写真を振り返えってみると、2007/01/24日の日記で掲載した飼い猫の子猫を除き、住居の近くで見かける猫達の顔や骨格、毛の模様が随分似ているように思えてきます。猫の行動範囲が比較的狭いことを考えると、このコミュニティに迷い込む可能性は低く、恐らく持ち込まれて捨てられ、その後交配して生き永らえていると想像しています。
この子が我が家にやって来た猫の第一号です。確かな記憶はないのですが、約一ヶ月位部屋に出入りし、バルコニーや周辺に匂いを付けて行ったと思われ、この子の後から頻繁に猫達が訪ねて来るようになりました。
1998年当時、ここのコミュニティはペット禁止で、厳密には鳥や金魚などの小動物もご法度でした。庭に住んでいるリスや、花が咲く時期に飛んでくるハミングバード用のえさ箱が偶に庭先などに設置してあるお宅がある程度でしたので、飼うにも、世話する訳にもいかず、訪ねて来たときに少し遊んであげる程度で、猫任せで勝手に出入りさせていた状態でした。
この頃からの猫達の写真と、その後出会う猫の写真を今見ると、毛の色や顔立ちなどが似ていて、この当時に避妊手術などをしていたら今日のような状況にはならなかったのかも知れないと感じています。
恐らく寝室の窓からバルコニーの辺りの植木周辺が猫の通り道になっていて、以前から多くの猫が我が家を訪れています。数えていないので何匹の猫が我が家を訪れたのかは分かりませんが、この子が唯一の飼い猫です。朝起きてブラインドを開けて見ると、バルコニーにある椅子に何かがいる雰囲気。窓を開けると顔を出し、自らこちらに飛んで部屋に入ってきました。まだ冬時間の7時前は外が暗いため、撮影した写真も全体に少々暗い状態です。
この子は、生後4-5ヶ月位の子猫で首輪にオーナーの住所が捺印されていたので、近所で飼われていることは即時に判明。夕方まで預かって、オーナー宅に電灯が点いたのを確認してお返しに行きました。この子は"隠れんぼ"が好きな子で、良く遊び、良く寝てました。
ドアに出てきたオーナーの男性は全く愛嬌のない人で、気のない"Thanks"の一言だけ。ひょっとして猫は脱出を試みたのかとも思いながら、少々可哀想な気持ちになった一日でした。
私たちは岡山県で生活している訳ではなく、米国カリフォルニア州San Jose市におりますため、本サイト直接関係のない私事を記載することは遠慮しておりました。唯一のこじ付けの関係としては、岡山市とSan Jose市が姉妹都市であることくらいです。(この姉妹都市関係は、今年2007年度が50周年になるのだそうです。)
ただ、サイトの規模が大きくなるに伴い、どのような人間がサイト構築をしているのかをご説明する必要性も生まれて来ました。また、私共の昨年2006年の後半は猫の世話に追われた半年でしたが、この経験は色々考えさせられる貴重な体験にもなりました。
その体験談などを記録に残す目的も合わせて、ここに記載させて頂くことと致します。